*・.。*4度目のクリスマス・*:.。.*
「そんな可愛いことしたら、もうムリだから」
「え?ちょっ……」
ムクッと起き上がった仁ちゃんは、あっという間にわたしの上に覆い被さった。
薄暗い中、目が慣れたのか仁ちゃんの顔がぼんやり見える。
色っぽいその顔にドキドキが止まらない。
艶のあるきめ細かいお肌。
妖艶な瞳。
「今度は優しくするから」
凄まじいほどの色気を含んだその声。
「んっ」
あっという間に唇を奪われて。
わたしは仁ちゃんの愛に熱くほだされていった。