*・.。*4度目のクリスマス・*:.。.*


「あいつが死んで……っ、辛いのは俺だって一緒なんだよ!」



「……っ」



やめて!



「お前がいつまでもそんなんだと、あいつだって安心出来ねーだろ?」



やめて。


やめて……っ。


やめて!



現実を認めたくない。


認められない。


仁ちゃんが死んだなんて……っ。



そんなのウソに決まってる。



だけど、涙は止まらなくて。


胸がズタズタに切り裂かれる思いだった。


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