人狼~狼達のゲーム~
―帰り道―
ただいま 翔と帰っております。
「で どうしたの?」
「あの…ね?聞いてくれる…?」
「うん。柚乃のためになるかわからないけどね。」
「今日の朝、家に黒い封筒が届いたの…。んで なんかゲームマスターって言う人の館に招待されたんだ。でも、その人、私の名前も歳も知ってた…。それが…怖いの。。。」
「…柚乃?」
私は思わず泣いてしまった…。
恐怖心とずっと真剣に聞いてくれた翔の優しさに対して…。
「柚乃、大丈夫だから。大丈夫だから…ね?」
「…ぅん…ありがとぅ。。」
翔は優しく私の背中をさすってくれる。
「もっと詳しく話聞かせて?あそこの公園行こう?」
「うん…ありがとね…。」
のそのそと歩く私達。
「ベンチに座ろう」
「うん」