思い想い

亜美は眉間にシワを寄せながら、あたしに近づいてきた
｢ちょっと、店変えない？私あ〜ゆうタイプ苦手で…｣
｢うん、そ〜しよっか！？｣
あたし達が席を外そうとすると、急に男の人達が近づいてきてあたし達を囲んだ
｢ね〜、おね〜ちゃん！俺ら暇なんだ〜！！一緒どっか遊びに行こうぜ！！？｣
男の人達の威圧感に耐えられないのか、亜美はずっと黙り込んでいた
｢いえ、大丈夫です…｣
対応に困っていると、レジに並んでいた同い年ぐらいの男の子が、リーダーらしき人の腕をガッと掴んで、
｢困ってんだろ、やめろよ！！｣
と言って、あたし達から男の人達を離してくれた