白と黒
復讐への道…one step




あの日から、嫌という程突っかかってくる火竜達をあしらいながら、私は夜の街へと出かける日々を過ごしていた。



夜の街、と言っても。

昼はただの商店街のはずの繁華街。



この繁華街は、夜になるとまるっきり昼とは違う世界になる。



まるで、2面を持った大人の世界だ。





そんな繁華街を、黒いパーカーを羽織りブラブラと歩く。

時たまフラッと裏道や脇道に入り、火竜の下っ端達がいないか捜索をしていた。




今の所、成果は上々。



彼らが私を信じると言って、ゲームが始まってから1ヶ月。



既に、私(黒)の駒が優勢を極めていた。



……面白くない。



対策も、5人以上で歩かないことぐらいで。


それと言って…例えば、鉄パイプやらナイフを持つやら。


武装していれば、心置きなく殴れるのに。



素手の相手となれば、私もそこらへんは手加減しないといけないことは理解しているし。



そのこともあり、余計面倒。



< 31 / 31 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

紅一点の最強美少女!!!

総文字数/74,306

青春・友情159ページ

表紙を見る
幕末を駆けた桜

総文字数/117,257

歴史・時代256ページ

表紙を見る
オヒメサマなんて向いてない‼︎

総文字数/13,171

恋愛(ラブコメ)36ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop