白と黒
「あ、私のクラスってどこ?」
「Sクラスだ。」
S???
「なに?それ。」
「ん、とな、ざっというと、すげぇクラスってこと。」
…ざっといいすぎよ。
「まぁ、分かったわ。
それで?A~Sまであるの?
14クラス?」
「いや、ちげぇ。ここはそんなに人数揃ってねぇよ。A.B.C.Sだ。」
4クラスって、少なくない?
そんなもの、なのだろうか?
「どっちにしろ、ここがおまえの教室だ。
仲良くしろよ?」
はっ、なにいってるの?
そういう意味をこめて、笑みを浮かべた。
「無理に決まってるでしょう?
仲良しこよしなんて、する必要ないわ。」
私の目的はあいつらに復讐するだけ。
それ以外、何の情ももたない。
「……そうか、、、
呼んだら入ってこい。」
ガラガラ
…ごめん、類、夜。
これが終わったら、普通に戻るから。
戻れるか、なんてわかんないけど。
今だけ、だからね。