空からのおくりもの
太陽を保育園に連れて行ったあと







私は家に帰り、食器洗いと洗濯をする。












自然に空を見上げる。











いつの間にか癖になっていた。











…あ!ポスト見にいかなきゃ











外に出て、ポストを覗きこむ。










あった。封筒に入れてある手紙










封筒から紙切れを取り出すと










“ヒナ、仕事頑張れよ。"









たった1言そう書いてあった。










残念だったね、空。












今日は仕事休みなんだよ。










クスリと笑い、封筒をしっかり持って









家に入った。









そして、空からの手紙を木箱に入れる。












もうすでに溢れてしまいそうなほどの










空からの手紙はたくさん届いていた。











もうすぐ桃との約束の時間だ。












私は家を出て駅前のカフェへと向かった
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