空からのおくりもの
「桃ーっ!待った?」










カフェにいる桃へと話しかけた。











「ううん、大丈夫だよ。」








桃とは高校1年からの付き合いで










今もこうして話をしている。










「太陽くんはちゃんと保育園行ってる?」










「うん、毎日楽しそうだよ」












「そっか!それなら良かった。」










注文をしようと言い、










私はイチゴチルクを頼んだ。













空が大好きだったイチゴチルク。











「空くんがいなくなって、もう5年も経つんだね…。」










私はその言葉にカッとなり









「5年もって何!?そんな言い方しないでっ!!」










声を荒らげてしまった。











「…ごめっ、そんなつもりじゃなかった」











桃の気の弱い声にやっと我に返った。












「私の方こそ…ごめん。」










謝ると笑って許してくれた。











イチゴチルクとカフェオレを飲みながら












私達は3時間世間話をした。























< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

「好き」と言いたくて。
Aki★/著

総文字数/7,932

恋愛(純愛)14ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop