セプテンバー
「莉央.もうすぐ着くから
起きて。」
いつの間にか寝てたら
もう横浜に着くらしい。
意外と近いのかなあ?
ふと窓に目をやると
見覚えのある姿が…。
「未央ちゃん。
もしかしてあれって駿くん?!」
「あぁ駅で駿が待ってるから。」
なんだか未央ちゃんは
嬉しそう。
「駿くんわざわざ
駅まで来てくれたの?!
ホントにぃぃ人だね♪」
「駿は莉央のこと
妹みたいだと思ってるからね」
「あたしも駿くんのこと
お兄ちゃんみたいだと思ってるよ♪」
「それ聞いたら喜ぶよ☆」
「さすがに本人には
恥ずかしくて言えない…。笑」