セプテンバー

「りぃ。
罰ゲーム決めたで。」

「なに?!」


まだ何も言ってなにんに
焦る姿がヤバい…。

なんでコイツこんなに
可愛いねん。


「今からみんなに俺らが
付き合ったこと報告して
キスすることや♪」

「えっ?!」

「嫌なん?」

ちょっと悲しそうな顔
してみる俺。笑


「恥ずかしいのっ!!」

「俺はみんなに見せつけたいなあ。ラブラブやってこと☆」

「それはあたしもだけど…。
キスは稜と二人きりの時に
したいの。」


やっば!!!
今の反則や!!

チワワみたいな目で上目遣い
されたら…。

俺の負けです。



俺って結構Sなんやけど
この天然のりぃの前じゃ
意地悪できへん。


けど.それやと悔しいから
後で反撃や!!



「わかったで。
じゃあ報告だけはしてええ?」

「うんっ☆」


そう言ってりぃは俺に
最高の笑顔を向けた。



まあ.見とけよ?




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