セプテンバー


「稜〜。一緒に寝よ?」


トロンとした目で俺を
見ながらこんなこと言うりぃ。



「俺はソファーで寝るわ」


一緒に寝たら手出しそうやし。



「やあだー。
あたし一人で寝れない。」

「子供みたいなこと言わんと
寝ろ!!!」

「あたしのこと嫌いなのっ?!」

「ちゃうって!!
りぃ大好きやで☆」

「じゃあ寝よう?」

「それはアカン。」

「何で?」

「お前に手出しそうやねん。」

「え…?」


キョトンとした顔をするりぃ。


「俺はりぃのこと大好きやから
一緒に寝たら手出してしまうと
思うねん。
でも.そんなことはやりたくないから一緒に寝られへん。」

「稜…。」

「お前が寝るまでここに
おるから.寝ろ。」

「うん。」




りぃの寝顔はやっぱり
可愛くてホンマに
手出しそうになった…。笑


こうして.りぃとの夜は
更けていった。







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