出会いは、立ち入り禁止の屋上で。-先輩、可愛いですね。-
そう思ってると、色んな食べ物を持った渉が見えた。
「あっ!渉!」
そう手を振ると、振り返してくれた渉。
小走りで、向かってきた。
「……瑠璃っ!……と、瑠希!」
「……渉兄さん、そのついで感止めてよ。
後、なんで俺達と一緒に来なかったんだよ。」
家近いんだし。
と、瑠希は、呆れながら聴いた。
「いや、早くに来て何か買ってた方が良いかなって。」
と、私にわたあめをくれた。
「そっか、ありがとう。」