出会いは、立ち入り禁止の屋上で。-先輩、可愛いですね。-
すると、陽翔くんは切なそうに私を見つめた。
「先輩、僕……煩い?」
「え……。」
私は、ションボリした陽翔くんを見て戸惑う。
い、言い過ぎたよね……。
「そんな事ないよ!」
「本当……?」
「うん!煩くないよ!私が言い過ぎただけだから……。
ごめんね。」
すると、満面の笑みで
「やっぱり先輩面白~い!」
なんて言ってきた。
「え……。」
「「アホ。」」