出会いは、立ち入り禁止の屋上で。-先輩、可愛いですね。-
嫌いに……なりましたか?
*瑠璃side*
「っ、」
私は、目を見開く。
「せ、先輩……。」
「ご、ごめんなさい!」
唇に、感触が残る。
顔が……いや、全身が熱い。
私は……陽翔くんの前を走ってその場を後にした。
……どうして、こんなことになっちゃったんだろ……。
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「キャンプだー!」
そう、叫んだ私。
今日は、キャンプ。
いつものメンバー……それに、私の両親と渉の両親が参加している。
凄い多い……。
と、私は心の中で苦笑いした。