力都くんの恋事情。短編
「力都くん?」
はっと我に返る。
「どうした?琴葉。」
俺が笑顔で話すことが出来るのは琴葉と家族だけだ。
琴葉のお陰で気持ちが和らいでった。
マイナスに考えてた自分。
俺を琴葉は変えてくれた。
「光と一緒にお風呂入ってくれない?二人同時に入れるのは大変なの。」
そっか今、琴葉と子ども二人が泊まりに来てるんだ。
ついでに、今は剛は海外出張中。
「了解。光、こっちこい。俺と風呂はいるぞ。」
3歳になった光。
俺的に琴葉に似て欲しかったが、残念ながら剛に似た。
「力都おっちゃん!」
おっちゃん!?
俺まだ21だぞ!?
「光〜。おっちゃんは勘弁してくれ。マジで悲しい。」
光は素直にはーい!って言う。
剛に似たけど、かわいい。
「それと、琴葉大爆笑すんな。」
肩を震わせて笑うほど面白かったか、?
「まあ、入ってくるよ。光の着替えおいといて。」
風呂に入った後、光が眠いといったから寝かした。
琴葉と希が風呂に入ってる間。
また、思い出に浸った。