卒業より悲しかった 入学より嬉しかった
卒業
私は現在中1です。今でもよく小6の記憶がよみがえってきます。
私の名前は桐乃 有栖(きりの ありす)です。
小さな田舎に住んでいます。田舎なので1クラス30人弱の教室。
私は幼稚園からの付き合いの誰からでも愛される男子を好きになりました。
彼の名前は石川 朱莉くん(いしかわ しゅり)
長身で天然のわりには頭がよく、クラスのムードメーカー的存在でとても存在感がある彼はどんな女子にも気軽に話しかけてくれる優しい子です。
そんな彼だから当然モテるんですよ(´Д`)ハァ…
私はモテ子のまーちゃんと人気が高いななちゃんと天才のなーちゃんと一緒にいることが多かったです。
まーちゃんとななちゃんは親同士も仲が良く登下校も二人でいました。
けれど私はある日を境に四人でいることはなくなりました。
ある日私は朱莉君を好きになったことを話しました。
みんなはもちろん応援してくれると言っていました
数週間が立ちまーちゃんに急に謝られました。
私はなんのことだかさっぱりわかりませんでした。
まー『私も、朱莉君……のことが好きなの!!』
私は戸惑いましたが、まーちゃんのことを応援することにしました。
このことがあってから、二三日後……あの子は恩を仇で返すように私に嫌がらせをしてくるようになりました。