卒業より悲しかった 入学より嬉しかった
朱莉君『有栖!お前のことが好きだ!ずっとずっと好きだった……』
私『じゃあなんで……やっぱり友達として?』
朱莉君『ちがう……異性としてダイスキ\\\\\……なんだ!あの時ふったのはお前
のことがちゃんと理解できているのかわかんなくて……俺といることが
辛いのかもしれないと思って……俺のせいでいじめにあっているのかと
思うと……すんごい嫌だった!』
自分のこと以上に思ってくれた朱莉君……
理解してあげられなかったのは私のほうだよ
私『朱莉君のせいでいじめにあってるんじゃないよ!私は気が強くて自分勝手
だったから……理解してあげられなかったのは私の方だし迷惑かけてごめん
ね』
私は泣きながらいった
私が振り返ると朱莉君は顔を隠していた
朱莉君『マジで見ないで』
朱莉君の顔は赤くなっていて声が震えていた
泣いているのかな
私『朱莉君!?』
ギュッ♡
朱莉君は私のことを抱きしめてくれた
大切に優しく包んでくれた
これからは二人三脚で歩んでゆこう
ちゃんと理解してあげられるように思ってることは言いあおう
後悔しないように
たいせつに
君と僕とで冒険しよう