卒業より悲しかった 入学より嬉しかった



そのことがあってから数日少し気まずかったのかあまり私に話しかけてこなかった。




12月席替えをした。




私の席は真ん中の一番後ろの右側だった






少し期待したけど朱莉君のとなりではなかった




A君のとなりだった。A君も優しかったから変な奴とじゃなくてよかったと思った。本当は辛かった。



小学校生活最後になるかもしれない席替えは彼の隣ではなかった









すると……















A君『黒板が見えないので席をかえてください。』









はぁ?











朱莉君『俺変わるよ!!!』








朱莉君の席は前から二番目の席ですごい目が良かった










呆然としていた私に朱莉君は『よろしく』と言ってくれた














理由は多分前の席が幼馴染みの男子だったからだろう。










でも少し期待してしまった。






これで授業に集中できるのだろうか





いや私はまず集中すらしていないのだからいいのか……







どこからか視線をかんじた……











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