ひまわり
「陽葵!しっかりしろ!」


そーっと目を開けると、


ぼんやり桐生くんが見えた。


まるで、枯れちゃった向日葵のように、


しょんぼりしていた。


「きりゅ……くん…も……だめか…も………」


震えて、声がでない


桐生くん、ごめんね?


あなたに心配ばかりかけて、、


ほんとにごめんねさい。


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