ひまわり
「ふぅ…」


いろいろして、やっと桐生くんは帰った。


久し振りに体を動かしたからか、かなりだるい。


「トイレ行こ…」


ベッドから足を出して、歩こうとする。


でも、力が入らずぺたんと座り込んじゃって、


腕につけてる点滴が外れた。


ガッシャーン!


倒れてくると、先生が駆けつけた。


「なしてこーなった?」


「トイレ行こうと思ったら、歩けなくて…」
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