ひまわり
「陽葵ちゃん、点滴……


 陽葵ちゃん?


 って、大丈夫か?


 吸入器は?」


棚のかなを指す。


なら、先生が探してくれた。


「よし、なら、吸ってみよっか…」


「ゲホッゲホッ…スーッゴホッゲホッゲホッ…スーッゲホッゲホッゲホッ…」


それから、20分ぐらい続き、やっとおさまった。


「なんか思ったんだけど、


 体、あつい?」
< 130 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop