ひまわり
「ゲホッゲホッーッスァーッゲホッッゲホッゲホッゲホッ」


息苦しさを感じて、目が覚めた。


やっとの思いで届いたナースコールを押すと、


そのまま落としてしまった。


「陽葵ちゃん?分かる~?


 陽葵ちゃーん、陽葵ちゃーん」


神原先生が私を起こしてくれた。


「幸さん!発作止め、持ってきて?」


「はいっ」


「ゆっくりでいいから、スーって吸ってごらん?」


口の前に吸入器を近づけてくれた
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