ひまわり
「もって三ヶ月だ…って……」


「和希…?」


名前を呼ぶと私を見て微笑んだ。


「無理に笑わなくて良いの


 和希、泣いていいよ


 和希、我慢しないで?私の前でしょ?」


「いや、俺は大丈夫さ


 陽葵、なんかごめんよ…


 陽菜んとこ行ってくるわ…」


そう言って、部屋を出ていった。
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