ひまわり
トイレの前のベンチに下ろしてくれて、私のとなりに座った。
「ヒューヒュー鳴ってるね…吸入器ある?」
「ッケホッゲホッゲホッ…ゲホッ……ある…」
取り出して、吸った…
でも、うまく吸えない…
「いいよ、もたれて…ほら、ゆっくり吸って…」
慣れてるのか、ゆっくりと私の背中をさすってくれた。
そして、なんとか吸えたようで、少し落ち着いた。
「慣れてるんだね…」
「や、陽菜も喘息だからさ…」
「そうなんだ…」
「ヒューヒュー鳴ってるね…吸入器ある?」
「ッケホッゲホッゲホッ…ゲホッ……ある…」
取り出して、吸った…
でも、うまく吸えない…
「いいよ、もたれて…ほら、ゆっくり吸って…」
慣れてるのか、ゆっくりと私の背中をさすってくれた。
そして、なんとか吸えたようで、少し落ち着いた。
「慣れてるんだね…」
「や、陽菜も喘息だからさ…」
「そうなんだ…」