ひまわり
「え?」


明らかに、さっきと顔が違う。


「ちょっと来いっ」


手を引かれ、ずんずん歩いてく。


人気の少ないとこに行くと、


乱暴に手を振りほどかれた。


「僕のどこがダメなの?


 君のために一年間準備してきたんだよ!!


 どーしてくれんだよ!!」


「だから、まず名前すら知らないし…」


ドンッ…


膝げりされた。
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