ひまわり
ふと後ろを振り向いた桐生君を


ギューっと抱き返す。


「今の反則だろ…


 ってか、かわいい笑顔だね、陽葵」


え…あ…え……な…名前で呼ばれた…


もう…キャパオーバー中…


「ゲホッゲホッ…」


「大丈夫?」


「ゲホッ…うん…ちょっと怠いかな…」


「なら、少しやすんだ方が良いよ


 陽菜でも見てくるし」
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