ひまわり
気づいてくれた…


スッとたって、吸入器をとってくれた。


息できてない私を起こして、


膝で支えてくれて、


吸入してくれる。


「ゲホッゲホッ…ッスーッハァッゲホッ」


少し経ってようやく収まる。


体力がなくなった私は、


ぺたんと床に寝転んでしまう……


「ごめんね…枕投げして………」


「いいよ、へーきだから」
< 72 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop