ひまわり
痛い…


ズキッズキッズキッ…


もう耐えられない…そう思って、気を緩めたら、


持ってたノートを全て落としてしまう…


グラッと前に倒れた瞬間…


「大丈夫?」


聞き覚えのある声が私を包む。


ふとその子は教科書を落とした。


そこには二年と書いてある。


同じ学年だなーと思いつつも、痛みをこらえてた。


相手は男なのに、彼の胸に体を預けた。
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