ひまわり
「俺の事なんて、どーだっていい!


 しっかりして!どうしたの?」


「ッ…頭が……ッアァッ…」


「陽葵ぃ!」


キーンコーンカーンコーン…


チャイムがむなしく聞こえる。


まるで、あんたたちは終わりよって言われたみたいに…


「きりゅ…く…っ」


立つ気力がなくなって、


ぺしゃんと床に座り込み、


そのまま、頭を床に落とした。
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