私とメガネくんの秘密のレッスン
「聞いてますか?
どう受けとれば良いんです?」
「え。」
どう言うこと?
「僕の良いように取っても
良いってことですか?」
「えと……」
どんどん距離を詰めてくる白石くん。
私も一歩後ろへ下がるけど、
すぐ後ろは本棚があるだけで
すぐに私の逃げ場はなくなってしまった。
し…白石くん!
すると白石くんの長い腕が
私の顔の横に置かれて
距離も凄く近いところに彼は居る。
すぐ目の前には白石くんの顔。
こんな経験…
したことがない。