あなただけ。
いつもの昼休み。
お気に入りの場所で、
親友である梨愛とお弁当を食べる。



「あんたはさ、
何か他にやることないわけ〜?」

「そんなこと言われても....。」

「もう2年になるんだよ?
1年になってもういい感じだよ。
こんな言い方すんのもおかしいけど」

「うん、まぁそうだけど....。」

「なに?まだ気にしてんの?
あいつなら忘れてんでしょ。
中学の時の話はもう気にしない!」

「うん、そうだよね。
きっと、忘れちゃってるよね。」

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