26歳のパパ
雄大と省吾が二人で部屋を出て行った。


雄大「なぁ、省吾」

省吾「なんですか?」

雄大「俺が死んだらゆい頼むわ。あいつ弱虫だけど」

省吾「雄大さん。死ぬわけないじゃないっすか?」

雄大「たとえばの話だ。少し余裕があるなら家族も頼む」

省吾「何言ってるんですか!でも雄大さんの気持ちはわかりました。ゆいもお父さんもお母さんも美香さんも美羽ちゃんも任せてください。」

雄大「頼んだ。みんな俺の大切な家族だから。お前も含めて」

省吾「雄大さん・・・」


こんな話がされてるんなんて私は知らなかった。
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