私のイジワル王子様
王子様の裏

真冬side

「おい、坂下!これ実験室まで運んでくれないか?」

「はーい…」

先生に雑用を頼まれた私は、
放課後人の少ない廊下を歩いてる。

実験室に物を運び…帰ろうかと、
中庭を覗けば影が二つ…

「あれは、小森くん??」

夕焼けに並ぶ2人。
男の方は、小森 望くん
学校イチのモテ男だ

女の子の方は…綺麗で有名な先輩。

「絵になるなあ…」
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