私のイジワル王子様
ドンッ!!!

彼の長い腕に阻まれた。

…いわゆる壁ドン状態で、
あの綺麗な顔がこんなに近くに…!!

「さっきの事皆には言うなよ?」
耳元で囁かれ、心臓がドキドキうるさい

「返事は?」

「ちょ、やっ…」

そのまま小森くんが私の首筋に顔を埋める

「返事するまでやめねえよ?」

「わっ、分かったから!言わないから!離して!!」

小森くんから解放された私はヘナヘナと
床に座り込んだ。

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