私のイジワル王子様

真冬side

「焦らずゆっくり…か」

陽太くんに告白されたのは、ほんの何時間か前

「一年のくせに生意気なんだよ」

「早く別れろよ!」

何で私がこんな事されなくちゃいけないの…
悔しい。ムカつく。

私は返事をせずに、先輩達を睨みつけた

なかなか泣かない私に余計イラついたのか
手に持ってるバケツの水をふりかざされた

助けて、望…!!!

冷たい衝撃が走ると思った…けど、
全然濡れてない…

もしかして、望!!??
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