雲南旅日記’10
周城1
さあ最後の大仕事藍染を買い付けに周城へ向かう。
胡蝶泉の駐車場からバタンコに乗ると、
「どこへ行く?」
「周城」
「5カイ(元)」
「ハオ」
ところが後でよく考えると、胡蝶泉から続く街道沿いが
ずっと周城らしくて2kmで町並みは終わった。
「どこへ行く?」
「藍染工房」と言いながら書くと、
「ハオ」と言ってとある染物工場へ連れて行く。
それは町並みのすぐ裏手でこじんまりとした民家。
中に藍染のハンカチ、風呂敷サイズが一杯。
いろいろ見せてはくれるが他がない。
こんなのを探していると暖簾の絵を描くと
バタンコのおじさんは大きくうなづいて
次の工房へ連れて行ってくれた。
ここは本格的な工場だった。ここだここだ!
染めは木製の大きな樽で行う。
この樽がいくつも作業場においてある。
藍染のほかに草木染め、菊、ウコン、芥子、茶などなど。
同じアイでも染めの回数、葉と茎と根によって色がぜんぜん違う。
暖簾だけでも相当の量があって安ければここが一番かな。
問題はデザインだ。かつてインドネシアやインドで
探したバチックの図柄は独特だが宗教的で難しい。
なんとか日本的なものを京都的なものをと探すと
草花の一本描きがなかなかいい。藍、菊などいろいろとある。
これはいけそうだが、1枚60元という。
胡蝶泉の駐車場からバタンコに乗ると、
「どこへ行く?」
「周城」
「5カイ(元)」
「ハオ」
ところが後でよく考えると、胡蝶泉から続く街道沿いが
ずっと周城らしくて2kmで町並みは終わった。
「どこへ行く?」
「藍染工房」と言いながら書くと、
「ハオ」と言ってとある染物工場へ連れて行く。
それは町並みのすぐ裏手でこじんまりとした民家。
中に藍染のハンカチ、風呂敷サイズが一杯。
いろいろ見せてはくれるが他がない。
こんなのを探していると暖簾の絵を描くと
バタンコのおじさんは大きくうなづいて
次の工房へ連れて行ってくれた。
ここは本格的な工場だった。ここだここだ!
染めは木製の大きな樽で行う。
この樽がいくつも作業場においてある。
藍染のほかに草木染め、菊、ウコン、芥子、茶などなど。
同じアイでも染めの回数、葉と茎と根によって色がぜんぜん違う。
暖簾だけでも相当の量があって安ければここが一番かな。
問題はデザインだ。かつてインドネシアやインドで
探したバチックの図柄は独特だが宗教的で難しい。
なんとか日本的なものを京都的なものをと探すと
草花の一本描きがなかなかいい。藍、菊などいろいろとある。
これはいけそうだが、1枚60元という。