雲南旅日記’10

耳朶

20100827(金)くもり

午前4時起床。緊張のあまり早く起きた。しっかりとお題目をあげる。
今この中国でどのくらいの人がお題目をあげているだろうか?

たぶん最後の戦いは中国広布だという気がしてくる。師匠は
去年の11月と今年の5月に2度にわたって、
「中国へ行きなさいよ!」と言われた。

1974年12月、周恩来は師匠に会われて何を語ったのだろうか?
死の直前無理を押して。

「あなたには必ずお会いしてお礼を言わなければなりません」
「どうかお体を大切に。日本へぜひお越しください。桜のころに」
「もう無理でしょう」

周は日本と中国ひいては世界の未来をあなたに託しますとの遺言だった。
以降日中間の青年交流が活発化する。現胡主席は第1回交流団の団長だった。
新駐日大使の程氏は第1回の留学生だ。

『中国へ行きなさい!』の師匠の叫び声が耳朶にこびりついて離れない。
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