どうするよ、俺!!!
2人とも大学受験ということで、
予備校に行ったり、なんやらと忙しく
なかなか一緒にいる時間は減っていた。
「もうすぐ試験だね。
そーちゃんはさ、T大志望でしょ?」
『ああ、そうだよ。』
合格が決まれば俺たちは別々の大学。
「そーちゃん、
そんなに頭よかったっけ?
まぁ、私がいっぱい勉強
教えてあげたから、当然だよね笑」
未緒はいつもみたいに
俺のことをバカにして笑う。
もう、こんな風に
一緒にくだらない会話することも
なくなるんだろうな…
なんて思った。