それでも、恋がしたい。
想いが募る
あれから、また、何週間か経った。

私は、たまたま高校の同窓会で、
2泊3日家を空けられる日があった。

旦那)ゆっくり楽しんでおいでね!

何も疑わずに私を見送った。
私は、同窓会は、半日だけ参加して、
その日から、2泊3日で
彼の家に泊まりに行く事にしていた。
彼も有給を取ってくれて
一緒にいられるようにしてくれた。

同級生)ホントに泊まらずに帰っちゃうの?
きぃ)うん、ごめん、子供置いて来てるし
帰るね。

なぁんて、嘘。
私は、彼の家に行く。
同窓会があった所に1番近い駅の前まで
彼は車で迎えに来てくれた。

けぃ)お待たせ!待たせちゃった?
きぃ)ううん!大丈夫だよ!

すぐに彼の車の助手席に乗り込んだ。

きぃ)暑かったぁー
けぃ)やっぱり待たせちゃったんじゃん。
ごめんね、、、
きぃ)や、待ってないから!てか、
遠くまで迎えに来てくれてありがと!
けぃ)いいえー大丈夫!遠くないから!

そう彼はまた、優しく笑いながら言った。
ホントにとっても優しい人。
彼の優しさにどんどん惹かれていった。
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