それでも、恋がしたい。
けぃ)少し距離あるから、
寝ててもいいからね!
きぃ)うん!ありがと!

その駅から、彼の家までは、
2時間弱くらいだった。
私は、彼と色んな話をした。
私の家族の話。仕事の話。
彼の話。彼の仕事の話。

そして、彼の家の近くになってきた時、

けぃ)家、大して何も食材とかないから、
スーパー寄って買い物して行こー?
きぃ)うん!いいよ!

夜ご飯は、私が作る予定にしていたので、
スーパーに買出しで寄った。

きぃ)何作ろうか?
けぃ)なんでもいいよ!
きぃ)じゃあ、、まずは!

二人で買い物するのは、新婚さんみたいで
くすぐったくって、幸せだった。
私が要る物言って、彼が家にあるか考えて
なければ、カゴに入れて。
そして、彼も好きなお酒もカゴに入れて。
レジで会計の順番を待ってると、レジの近くにあったお酒飲む用のタンブラーがあったのを見て彼が、

けぃ)お揃いで買おうか!
きぃ)え!?いいの!?
けぃ)いいよ!買お!

そう言って、お揃いのタンブラーをカゴに入れて。レジでは、彼がお金も払ってくれて。そうして、スーパーを出た。

けぃ)もう、すぐそこだからね!
きぃ)うん!

少し緊張してきた私をよそに、彼はなんだか嬉しそう。そんな彼がすごく愛おしかった。

けぃ)着いたよ!ちょっと、車の中で待っててね!!
きぃ)うん。

彼は、雨が降ってるからと言って、先に玄関の鍵を開けに行った。
本当に優しい人。
そして、彼が戻ってきた。

けぃ)じゃあ、どぉぞ!
きぃ)うん!

そして、とうとう彼の家に入った。
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