それでも、恋がしたい。
きぃ)ん…( ̄□ヾ)ファ~
よく寝ちゃったァ…ん?
けぃ)おはよう♡
よく寝てたね!イビキかいて(笑)
きぃ)…っ!!

そう、
私は、イった後に、寝てしまったのだ。
しかも、イビキをかいて。。。
恥ずかしくて、彼の顔もまともに見れず、
ベッドの中に深く潜り込んだ。

きぃ)ごめんなさいっ…!!
けぃ)え?ははは、なんで謝るの?
きぃ)や、えっと、、寝ちゃって。。
しかも、イビキとか…泣

でも、彼は優しく笑いながら、

けぃ)いいよ。安心して寝てくれたなんて
嬉しいんだけど。ね?出ておいでよ。

そう言って、私を引き寄せてくれた。
恥ずかしかったが、
なんとか彼の顔を見た。

けぃ)可愛かったよ。

そう言って、彼は私にキスをした。
私もそのキスに答えた。

けぃ)でも、僕ももう歳かなー(笑)
辛いなー、、(笑)
きぃ)え?(笑)
けぃ)や、若い頃は、何度かできてたのに
もう無理だなーって思ってね(笑)
きぃ)や、私ももう無理ですよ?(笑)
けぃ)ホントに?物足りないとかない?
きぃ)ないですっ!!私がどんだけ欲求不満に
見えてるんですか!?
けぃ)や、あんなに感じてくれたから、
すごくしたかったのかと。(笑)
きぃ)ぇえっ!?

そんなことを言われてますます
恥ずかしくてまた、私は隠れた。

けぃ)ごめん、ごめん。(笑)
きぃ)意地悪。

恥ずかしくても、
すごく幸せな時間。
すごく幸せな空間がそこにはあった。
私は、久しぶりに幸せに満たされた。

お別れの時間が容赦なく、
そんな幸せな二人を引き裂く。

けぃ)さてと、そろそろ帰らないとね。
きぃ)…うん。。

身支度を整えて、
二人はホテルを後にした。

待ち合わせをした場所まで戻って
彼は車を私の車の横につけた。

けぃ)じゃあ、また。
きぃ)うん。またね。

あぁ、この車を降りたら、
幸せな時間が終わる。
そう思うと、すごく切なく、
寂しくなった。

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