おいしいチェリーのいただきかた☆
あたし暴走!?
「比奈さんっ! どうしたの!? 目が、目がすわってるよっ!?」
あたしの体の下で必死に叫ぶ小宮。
「そう? いつも通りだよ~」
何故だかにんまり笑ってしまう。頬が勝手に緩む。
「ノド、乾くね。熱くない?」
あたしは、小宮の腰の上に跨ったままテーブルに手を伸ばした。
まだ残ってるピーチジュースの缶を取って一気に飲み干す。
喉の渇きが潤って気持ちいい。
体が熱くて溶けそうだったんだ。