おいしいチェリーのいただきかた☆
 
「ん……あっ――あっ!」
 
 
今ならあの時、どんだけ小宮が恥ずかしかったかが分かる。
 
小宮にコレやられると、くすぐったくって仕方ない。声もついつい大きくなる。
 
身をよじって耐えてたら、柔らかいキスは胸元にまで下りてきた。
 
太股には小宮の熱いアレの感触。頭がじんじん痺れてくる。
 
 
「比奈さん……比奈さん……」
 
「あっ、小宮っ。こみやぁっ」
  
 
熱に浮かされたように小宮の名を呼んだ次の瞬間。
 
 
ひゃっ!
 
 
大きな刺激に肩が跳ねた。
 
 
やっ。熱いっ!
 
 
胸の谷間にキスを落とされる。
それと同時にそっと胸を包み込む手。
 
レースの上から恐る恐る触れてくる。
 
 
甘い痺れが全身を走り抜けた。
 
 
「んっ――!」
 
 
 
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