課長、ちゃんとしてください。
ここのところ忙しくて、半年以上放置してしまっていたので、今回はかなりばっさりと切ることになった。
おばあちゃんに、「前髪つくったほうがさっぱりするから」と言われ、その通りにしてもらった。
前も後ろもばっさり切ったので、ずいぶん髪型が変わった印象を受ける。
どこか落ち着かない気持ちで出社すると、そのせいか、オフィスに入った瞬間みんなの視線があたしを射た気がした。
でも、誰も何も言わない。
居心地の悪さを感じつつ、デスクにつくと。
「うわ~ぉ、あべちゃ~ん」
いつもの能天気な声。
課長がぱたぱたとあたしのところにやってきた。
「あべちゃん、髪切ったんだね~」
「あ、はい」
おばあちゃんに、「前髪つくったほうがさっぱりするから」と言われ、その通りにしてもらった。
前も後ろもばっさり切ったので、ずいぶん髪型が変わった印象を受ける。
どこか落ち着かない気持ちで出社すると、そのせいか、オフィスに入った瞬間みんなの視線があたしを射た気がした。
でも、誰も何も言わない。
居心地の悪さを感じつつ、デスクにつくと。
「うわ~ぉ、あべちゃ~ん」
いつもの能天気な声。
課長がぱたぱたとあたしのところにやってきた。
「あべちゃん、髪切ったんだね~」
「あ、はい」