(続編)キスより先なんてさせない
だけど、今は陽菜は寝ている……

だからチャンス。

でも、寝込み襲うなんていけないよな?

でも、俺もう我慢出来ない……

俺は、薬を口の中に入れて水を飲んで陽菜に口移しで飲ませた。

陽菜と初めてのキス……

初めてだから緊張して心臓がバクバクした。

俺は、そっと唇を離した。

俺は、また陽菜の寝顔を見た。

もう1回、したい。

もう1回ぐらいいいよな?

俺は、また陽菜にキスしようとした。

「何、してるの? 」

すると突然、陽菜が起きた。

「何ってただ、陽菜の寝顔可愛いなぁって思って近くで見てただけだよ」

俺は、焦って嘘を付いた。

「もしかしてさっきキスした? 何か唇に触れた感じしたんだけど……それに今、キスしようとしたでしょ? 」

陽菜が怒り口調で言った。

もしかして俺がしたこと、バレてた?

ヤバイ……

ここで嘘付いたら怒られるし……

でも、嘘付いてなくても怒るよな?

だったら本当の事、言うしかないよな。

「ごめん……キス、しました。今もキスしようとしてた」

俺がそう言うと陽菜は、「寝込み、襲うなんてサイテー」と言った。

確かにサイテーかもしれないけど……

でも、したかったから仕方ないんだって。

あの時、止められなかったから……

第一、陽菜が平然に寝るから悪いじゃん。

「陽菜だって平気で寝てただろ。男は、ああゆうの見たらついしたくなるんだよ。だから平気で寝るなよ。まだ、相手が俺だからよかったかもしれないけど他のやつにされたらどうするんだよ? 」

「健太ってそうゆうの考えてたの? 信じられない。確かに私が悪かったかもしれないけど、健太だって寝込み襲うから割るいんじゃん。それに健太が寝ろって言ったんでしょ。確かに相手が健太でよかったけど、他の人にされてたら嫌だよ」

陽菜が言った。
< 5 / 23 >

この作品をシェア

pagetop