やさしいあなたの虜
「あら、ごめんなさいね。」
「いいえ…」
「弥生ちゃん。こいつはマネージャーの筿原凜(しのはらりん)」
「よろしくね、弥生ちゃん。ちょうど人手が足りなくて困っていたから助かったわ。わからないことあったら何でも聞いてね。」
凛さんは誰が見ても美人だと思う。
それにきっと仕事も完璧にこなすんだろうな。
「よろしくお願いします!」
「よし。じゃ、さっそく仕事教えるね。やることたくさんあるから覚悟してね。」
そんなことで三美原弥生、バスケ部マネージャー始めることになりました。