出会いと別れの季節

あっというまに家に着いた。


着いてしまった。


もうちょっとだけユウマと居たい気持ちが、


実はあったりする。


けど、ユウマは彼氏じゃない。友達だもん。


わがまま言えない。


私は荷台から降りるとユウマにペコンと頭を下げた。


「今日は、ありがとね。」


ユウマは初めきょとんとしていたが、すぐに


満面の笑みで答えてくれた。


「おう!」
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