出会いと別れの季節
その日の夜、私のケータイに1通のメールが届いた。
『着信:優馬』
どうしたんやろ。
私は、受信BOXを開いた。
『ユウマやで~わかるか~?』
ぷっ
当たり前やし。
私は目を細めて続きを読んだ。
『帰り道途中まで一緒や。
あしたから一緒に帰らんか?』
え?
なぜか、私の鼓動は高鳴っていった。
その日は、送信できずにそのまま眠りについた。
次の日の朝。
おばあちゃんの言葉に耳をうたがった。
「アミ~、友達のユウマくんが待ってんやから、
早く準備し~な。」
え? ユウマ??
私は自分の部屋の窓から身を乗り出した。
と、同時にユウマもこちらをみていた。
ぎょっ!!!!!