出会いと別れの季節
「・・・そ、そっか。よかったじゃん。」
私はそっけない態度でユウカに言う。
「神田クン、ちょっと変わってる子だけど、いいんじゃない??」
まるで自分は、ユウマのこと気にしていないというような
言い方だ・・・。
でも、今のユウカには知られたくなかった。
私のほんとの気持ち・・・
ユウマに対する想いを・・・
「そうやんねっ!!ユウマくんええ子やんね!!ヤバーイ♪
惚れてもーたぁ↑↑」
テンションの高いユウカの横で私は、教卓の上に座って
男子友達と楽しそうに話しているユウマを見つめた。