出会いと別れの季節

別に、ユウマと一緒にいれるのが楽しいからじゃない


別に、ユウカと差をつけたいわけじゃない



別に、ユウマに告白するわけじゃない



でも、何故か



気がついたら私は、ユウマの元へ駆けていた。



待ってて



と言わんばかりに・・・





そのときすごくユウマが愛おしく想えて



今すぐ逢いたくて



笑顔が見たくて




優しい言葉に甘えたかった






近所の公園のベンチに座っている彼の背中に




私は飛びつきたい気持ちでいっぱいだったんだ
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